仮想通貨FX(ビットコインFX)の手数料を徹底解説!

blank

仮想通貨FXに関する手数料について詳しく解説します。仮想通貨FXの手数料は、取引所や販売所ごとに手数料のルールや料金も違っていて、実に多様です。そのため、手数料は複雑でわかりにくく、理解することをつい疎かにしてしまいがち。

とはいえ、仮想通貨FXの手数料についてしっかり理解しておくと、コストを最小限にするための取引戦略を練ることができます。仮想通貨FXの無駄な出費をおさえるためにも、手数料についてしっかり学んでいきましょう。

小さなコスト削減が積み重なることで、大きな利益を生み出します。ぜひ、この記事を最後までご覧いただいて、仮想通貨FXで大きな利益を上げられるようになってください。

仮想通貨FXにかかる手数料の種類

ここでは、仮想通貨FXにかかる手数料の種類と普通のFXの手数料との比較についてお伝えします。

仮想通貨FXの手数料一覧

手数料種類説明
取引手数料通貨の購入や売却時にかかります。
入金手数料取引所や販売所で取引をするために、入金するときにかかります。
出金手数料取引所や販売所から出金するときにかかります
スプレッド購入価格と売却価格の差です。
資金調達率未決建玉を持ち続けた場合に、1日ごとにかかります。
ロスカット手数料ロスカット注文が発動された際にかかります。
口座開設・管理手数料仮想通貨取引所の口座を開設したり、管理したりする際に発生します。

スプレッドや資金調達率、レバレッジ、ロスカットなど、仮想通貨FXを始めたてのトレーダーにとっては耳慣れない言葉があるかもしれません。詳しくは後述いたしますので、ここでは簡単に理解しておいてください。

 

普通のFXを比べてみよう

比較項目仮想通貨FX普通のFX
取引手数料××
入金手数料
出金手数料
スプレッド
資金調達率
レバレッジ手数料×
ロスカット手数料
口座開設・管理手数料×

※表中、〇はあり、△はあったりなかったり、×はなし

普通のFXとは、外国為替証拠金取引のことを指します。つまり、JPN/USD(円と米ドル)、EUR/JPN(ユーロと円)などの法定通貨同士の取引のことです。仮想通貨FXの方が、販売所や取引所ごとの手数料システムが多様で、普通のFXよりも少し複雑な印象です。

仮想通貨FXの手数料は複雑ですが、利益を大きくするためには理解しておくことが重要です。次に、その理由をお伝えします。

なぜ手数料が重要なのか?理由を解説

仮想通貨FXをする際は、手数料に気を配ることが大切です。なぜなら、仮想通貨FXの手数料を抑えて取引をすることで、取引時にかかるコストも大幅に削減できるからです。つまり、手数料に応じた仮想通貨FXの戦略を練ることで、コストを削減できる分、それが利益にもつながるのです。

たとえば、手数料に応じた戦略には次のようなものが考えられます。

・まとめて入出金をすることで、コストを抑える

・スプレッドが大きいときは、取引回数を減らすことでコストを削減

・資金調達率によっては、長期保有をしない方がコストを削減できる

以上のように、戦略の幅が広がることがお分かりいただけるでしょう。以降で、仮想通貨FXで負担する手数料について、分かりやすく解説します。柔軟な取引戦略を練って、コストを大幅に削減していきましょう。

取引手数料

取引手数料とは、仮想通貨の購入や売却時にかかります。多くの販売所では無料で、実質的にスプレッドがその役割を担っています。対して取引所では、取引手数料を負担することが多いです。ここでは、2パターンお伝えします。

Maker/Taker手数料とは

Makerとは、あらかじめ値段を指定した注文(指値注文)で取引をしようとするトレーダーのことです。対してTakerとは、指値で注文するのではなく、現在の取引可能な価格ですぐに取引を成立(成行注文)させるトレーダーのことです。

Makerが、「-0.02%」でTakerが「0.05%」の場合は、Maker側が受取で、Taker側が支払うことになります。ほとんどの場合、Makerで仮想通貨FXを行う方が有利な設定になっていたり、手数料を受け取れるようになっていたりします。

なぜなら、Maker側は、市場の活性化に必要な流動性を作ると言われているからです。つまり、Makerは市場にとってメリットがある取引を行うために、優遇されているのでしょう。

仮想通貨FXにおける「市場の流動性を作る人」という意味のMaker。「市場の流動性を奪う人」と意味合いのTakerで覚えると、Maker/Taker手数料も理解しやすいですね。指値注文だと約定までに時間を要するデメリットがあります。しかし、その反面で市場に流動性を作ることになるため、手数料を受け取れるメリットがあるのは重要なポイントです。取引所手数料がある場合、できる限り指値注文をすることで、コストを抑えられるでしょう。

取引額に応じて手数料がかかる取引所もある

取引額に応じて、手数料が変化する仕組みもあります。たとえば、海外取引所のBINANCEでは、30日間のBTCのトレード量と、BNB残高の両方を満たすことで、徐々に取引手数料が安くなるシステムを導入しています。そのため、仮想通貨FXの取引額が多くなる場合は、BINANCEを利用するのもいいでしょう。

30日間のBTCのトレード量BNB残高Maker(%)/Taker(%)
50BTC未満50BNB未満0.1/0.1
50BTC以上50BNB以上0.09/0.1
500BTC以上200BNB以上0.08/0.1
1,500BTC以上500BNB以上0.07/0.1
4,500BTC以上1,000BNB以上0.07/0.09
10,000BTC以上2,000BNB以上0.06/0.08
20,000BTC以上3,500BNB以上0.05/0.07
40,000BTC以上6,000BNB以上0.04/0.06
80,000BTC以上9,000BNB以上0.03/0.05
150,000BTC以上11,000BNB以上0.02/0.04

以降は、通貨の移動時にかかるコストについて解説します。

入金手数料

入金手数料とは、取引をするために銀行から取引所に入金する際に負担するコストです。ここでは、入金時の手数料について分かりやすく解説して、送金との違いも明らかにしていきます。

 銀行側で入金手数料がかかることに注意

銀行から仮想通貨FXの取引所へ入金をする際は、銀行振り込みの手数料をユーザーが負担することが多いです。そのため、取引所では入金無料とされていても、ほとんどの場合、次のような但し書きがされています。

「ご入金に必要な銀行振り込み手数料はお客様のご負担になります。」

つまり、取引所の入金手数料は無料だけど、銀行では別のコストが発生するということです。ただし、提携している取引所への入金を無料にしている銀行もあります。

さらに理解しておきたいのが入出金と送金の違いです。

入出金と送金(送付)の手数料の違い

取引所から取引所へと仮想通貨を移動する際にかかるコストのことを、送金や送付手数料といったりします(以下、送金手数料で統一)。入金や出金、送金は混同しやすいため、仮想通貨FXに限り、以下のように理解しておくといいでしょう。

・銀行から取引所へと入金する際にかかるのが入金手数料

・取引所から銀行へと出金する際にかかるのが出金手数料

・取引所Aから取引所Bへと送金する際にかかるのが送金手数料

特に、入金と送金は日本語としては同じことを表現するため、分かりにくいのではないでしょうか。仮想通貨FXの世界では、別の意味を表すことを理解しておきましょう。そして、送金手数料が無料である取引所がある一方で、送金時に負担が生じる取引所もあります。

注意点!取引所によっては送金手数料がかかることも

取引所から取引所へと送金する場合は、送金手数料がかかります。送金とは、取引所間の仮想通貨の受け渡しであるため、仮想通貨で支払うのが一般的です。さらに、仮想通貨によって負担額も違うので、注意が必要です。一例として、表を掲載しておきます。

送金手数料の一例

ビットコイン0.0004BTC
イーサリアム0.005ETH
ライトコイン0.001LTC
モナコイン無料
リップル無料

ご覧の通り、仮想通貨に種類ごとに送金時のコストが違うことがわかりますね。取引所間で送金を行う機会が多い場合は、送金手数料もしっかり確認しておきたいですね。

 

たとえば、海外の取引所を使った場合、日本円に換金する際に送金を使うことが想定されます。海外の取引所で仮想通貨FXをする場合は特に、次に解説する出金と、送金の違いについても理解しておく必要があります。

出金手数料

出金手数料は、取引所から銀行へと出金する際にかかります。前項でお伝えしたように、取引所から取引所へとお金を渡す送金とは区別して考えるといいでしょう。

出金とは仮想通貨を日本円(法定通貨)にすること

日本の取引所では、仮想通貨を銀行に移動して日本円にすることを出金と表現している場合が多いです。対して、仮想通貨のまま他の取引所へと移動することを送金としています。そのため、仮想通貨FXの取引所へ出金手数料を納める際は、仮想通貨ではなく法定通貨(日本では、日本円)で負担することになります。

なお、海外の取引所の場合、日本円では出金できない場合があります。その場合、その海外の取引所で出金が可能な外貨でいったんは出金するか、日本円に換金するためのウォレットへと、仮想通貨を送金する必要があります。そのため、海外取引所の仮想通貨の日本円への交換には思いのほか、コストがかさみます

※補足

仮想通貨FXにおけるウォレットとは、仮想通貨の保管場所のことです。取引所では口座を開設するのと同時に、ウォレットも一緒に作られます。仮想通貨を換金する手段はいくつかありますが、日本円に換金する場合は、日本の取引所を通して換金することが多いです。

通貨の移動や交換のコストが大きくなることもある

日本円で出金したい場合、海外取引所の送金時と日本の取引所の出金時に手数料が必要になることもあるのです。二重のコスト負担を避けたい場合は、海外取引所の送金と日本取引所の出金時に負担する手数料のいずれか、または両方が無料の取引所を使うといいでしょう。

ここまでで、通貨の移動にかかるコストについてお伝えしました。次は、取引のたびに生じるスプレッドについて解説します。

スプレッド

スプレッドは、購入価格と売却価格との差額のことです。取引所では、取引手数料が無料である分、スプレッドが手数料の代わりになっています。ここでは、スプレッドの仕組みや注意点について解説します。

スプレッドの仕組み

仮想通貨FXで発生するスプレッドの仕組みを説明するためには、具体例を提示したほうが分かりやすいです。

たとえば、ビットコイン1BTCを100万円で購入したとします。その時の売却価格が99万9,000円だった場合は、スプレッドが1,000円です。そして、1BTCの購入価格が150万円になったとします。その時もスプレッド1,000円はありますので、売った場合の売却価格は140万9,000円になります。よって1,000円の差額分はスプレッドとして入ってこないことになります。

なお、次に説明するように、スプレッドは一定ではないことにも注意が必要です。

同じ仮想通貨FXの取引所でもスプレッドは違う

取引する通貨のペアや、タイミングによってスプレッドは変化するため注意が必要です。特に、価格が急変したときはスプレッドが大きくなります。スプレッドが2倍だと、負担するコストも2倍です。つまり、スプレッドが大きいときに仮想通貨FXで取引をしてしまうと、損をすることになります。1日に頻繁に取引を行う場合は、スプレッドに注意を払って取引をすることで、コストを抑えることができるでしょう。

また、スプレッドによるコストを削減するためには、長期保有して取引回数を減らすのも有効です。ただし、長期保有をする場合は、次項の資金調達率にも気を配りたいところです。

資金調達率(スワップポイント)

資金調達率とは、1日3回、固定された時間(午前5時、午後1時、午後9時)に発生するコストです。別名、ファンディング手数料とかスワップポイントともいわれます。ここでは、資金調達率の仕組みと計算方法をお伝えします。

資金調達率の仕組み

仮想通貨FXの資金調達率は、パーセントで表されます。資金調達率がプラスの場合は、買い建て(ロングポジション)を持っているトレーダーが、売り建て(ショートポジション)を持っているトレーダーに払うことになります。つまり、売り建てのトレーダーは、逆に手数料を受け取れるのです。一方で、資金調達率がマイナスになると立場が逆転します。次のように覚えておくといいでしょう。

・資金調達率がプラスの場合は、買い建てのトレーダーが損をして、売り建てのトレーダーが得をする

・資金調達率がマイナスの場合は、買い建てのトレーダーが得をして、売り建てのトレード―が損をする

資金調達率による手数料は、仮想通貨FXに参加しているトレーダーが別の仮想通貨FXトレーダーに払うことになります。つまり、支払う側だと、1日3回もコストがかかってしまう反面、受け取る側だと1日3回の利益を得ることになるのです。そのため、仮想通貨の長期保有をする場合は、資金調達率は特に注意しておきたいコストになります。次に、計算例を示します。

資金調達率から手数料を計算する

たとえば、仮想通貨FXをしているトレーダーがビットコイン1BTCを買い建てで持っていたとします。そして、この時の資金調達率は0.01%で1BTCの価格が100万円だとすると、手数料の計算方法は以下のようになります。

1BTC×0.0001×100万円=100円

さらに、資金調達率のコストは1日に3回負担することになるので、1日中持ち続けた場合は次のようになります。

100円×3回=300円

つまり、資金調達率が0.01%の時に買い建てでビットコインを持ちつづけると、1日で300円を支払うことになります。逆に、売り建てで持ち続けると、1日で300円を受け取れることになります。ただし、資金調達率はマイナスになることもあり、その場合は立場が逆転するので注意が必要です。

資金調達率は、時間経過とともに負担額が増えることもポイントです。また、次の示すようなレバレッジにかかるコストも、時間経過とともに負担額が増えます。

レバレッジ手数料

ここでは、仮想通貨FXのレバレッジについて解説した後に、レバレッジ手数料についてお伝えします。

レバレッジとは

レバレッジとは、証拠金を銀行に預けることで、手持ちの金額の何倍もの金額で取引できることです。例えば、100万円の証拠金を入れてレバレッジ5倍で仮想通貨FXを始める場合、500万円分の仮想通貨の購入が可能です。

ただし、レバレッジはもろ刃の剣で、損失も5倍になります。損失が大きくなりすぎると、後述するロスカットの状態となり、多額の損失を被る場合もあるのです。特に、価格の乱高下が激しい仮想通貨では、レバレッジについては慎重に臨みたいものです。

では、実際にレバレッジ手数料の計算をしてみましょう。

レバレッジ手数料の計算方法

たとえば、0.04%のレバレッジ手数料で1BTCを明日まで保有したとします。さらに、仮想通貨FXで取引した時点の1BTC相場が100万円だった場合は、次のような計算になります。

1BTC×0.0004×100万円=400円

なお、売り建てでも、買い建てでも同じ額のレバレッジ手数料の負担となります。

レバレッジ手数料は、日を跨いで、建て玉を持ち続けると負担しなければならないコストです。そのため、節約したい場合は、建玉を当日中にすべて決済してしまうといいでしょう。

 

次に解説するロスカット時にかかるコストは、日を跨ぐような長期の建て玉保有の際に、同じく気を付けたい損失です。

ロスカット手数料

ロスカット手数料は、ロスカット時に負担します。採用されていることは少ないです。とはいえ、ロスカットはとても重要で、ロスカットの損失とロスカット手数料を区別しておく必要もあります。まずは、ロスカットについて簡単に解説します。

ロスカットとは

ロスカットとは、あらかじめ決められた損失を下回った際に、建玉が自動的に決済される仕組みです。レバレッジ取引による仮想通貨FXのみで採用される仕組みで、現物取引(つまりレバレッジ1倍)の時はロスカットされることはありません。ロスカットをする基準は、取引所ごとに決められています。

ロスカットを知らないと、不本意な場面で強制的に建て玉が決済されてしまいます。その結果、仮想通貨FXで大きな損失を被ることになります。そして、ロスカット時に負担するロスカット手数料の計算方法は、次のようになります。

ロスカット手数料の計算

例えば、ロスカット手数料が0.5%。建玉はビットコイン1BTCで、取引していたとします。その時のレートは1BTCあたり100万円です。計算は次のようになります。

1BTC×0.005×100万円=5,000円

ロスカット自体の損失とは別に負担する必要があるのがロスカット手数料です。ロスカット自体の損失や追証とは区別しておきましょう。

 

最後に、口座の開設や管理で負担するコストについて解説します。

 

口座開設・管理手数料

口座開設・管理手数料とは、口座を開設したり解説したりするときに負担するコストです。銀行と同じように、仮想通貨FX用の口座開設や管理によって負担することは、ほとんどありません。

むしろ、仮想通貨FXの口座を開設するとことで、現金をキャッシュバックしてもらえるようなキャンペーンもあるので、積極的に狙っていくといいでしょう。

仮想通貨FXの手数料まとめ

仮想通貨FXを始める場合は手数料を削ることで、コストを大幅に抑えることができます。

特に、入金や出金、送金を区別して把握することや、Taker/Makerや資金調達率のように、受け取れる手数料もあることを知っておくことが大切です。そうすることで、コストを削減したり、儲けを獲得できたりします。

今回の手数料の解説を参考にし、細かいところまでコストカットして、利益を積み上げていきましょう。

海外仮想通貨FX/ビットコインFX総合ランキング

結局、どこの取引所が良いの?

安心してビットコインFXができるのはどこ?

このようなお悩みを持つあなたのために、「 おすすめの取引所ランキング【2021年最新版】 」をご用意しました。

取引所選びにおいて非常に重要な5つのポイントを基準に、初心者でも安心して利用できる本当におすすめの取引所を紹介しています。

ぜひ、取引所選びの参考にしてみてください。