トロン(TRX)とは?仮想通貨プラットフォームの将来性や経緯、おすすめ取引所まで徹底解説!

期待のプラットフォームTRON(トロン)を解説

トロンは、ゲームや音楽、写真などのデジタルコンテンツの配信や保存に特化した分散型(非中央集権型)プラットフォームです。

海外を中心に高い人気を誇っており、人気の理由はイーサリアムに対抗する「イーサリアムキラー」として、高い性能と将来性を兼ね備えているためです。

また、プラットフォーム「トロン」をベースとした仮想通貨「トロン(TRX)」も非常に人気です。

仮想通貨時価総額ランキングでは、2021年7月時点で比較的上位に位置する25位。通貨としても高い取引量を持っています。

  • 「トロンはどんな仮想通貨?」
  • 「トロンの詳しい情報が欲しい」
  • 「トロンを買うかどうか悩んでいる」

この記事では、上記のように考えている方向けに、トロンの概要について以下の内容を詳しく解説していきます。

  • トロンの基本情報
  • 誕生からこれまでの価格変動
  • 代表的なトロンの特徴
  • トロンのネガティブ要素
  • トロンが掲げているロードマップ
  • トロンの歴史
  • おすすめの取引所

ぜひ最後まで読んで、トロンへの理解を深めてください!

トロン(TRX)とは

トロンは、音楽や映像、ゲームなどのデジタルコンテンツを配信できる「分散型(運営者がいない)プラットフォーム」です。

また、そのプラットフォームをベースとした仮想通貨トロン(TRX)のことを指しています。

利用されるデジタルコンテンツは、音楽やゲーム、写真、アーティストによる作品などさまざま。

これらのコンテンツに対して投げ銭形式で仮想通貨トロン(TRX)を支払うことを可能としている独自モデルです。

海外では一定の人気を誇るトロンですが、まだ国内での認知は進んでおらず、まだまだこれからの成長に期待していきたいプラットフォームであり通貨となっています。

ここでは、そんなトロンの特徴を解説していきます。

まずは概要!トロンはこんな仮想通貨

トロンは、ブロックチェーン技術を利用してユーザーが自由にゲームや音楽、写真などのデジタルコンテンツを配信し、保存できるシステムを構築した分散型(非中央集権型)プラットフォームです。

これがどういうことかというと、一言でいえば「管理・運営に運営者が必要なく、従来の広告によるマネタイズを必要としない」ということです。

この要素を含め、トロンには主に以下のような特徴があります。

  • ゲームや動画、音楽などを自由に配信・保存・所有できる
  • 人の手で管理・運営されないため、利用料や手数料を支払う必要がない
  • 広告中心の収益モデルから抜け出し、コンテンツが適切に評価される
  • 多くの企業と提携していて実績豊富
  • 現在もアップデートを進めていて、さらなる成長が見込まれる
  • 非常に高い処理能力を持つ

では、次からは仮想通貨トロン(TRON)の基本情報について見ていきましょう。

トロンの基本情報

ここでは仮想通貨トロン(TRON)の基本スペックを表にてまとめました。

時価総額ランキングは25位を誇り、非常に人気の高い通貨となっています。

承認方式としてPoS(DPoS)を採用している点が通貨としての大きな特徴です。

正式名称TRONIX
シンボルTRX
時価総額44.81億ドル(2021/7/30時点)/仮想通貨時価総額ランキング25位
発行量約1008.5億TRX(2021/7/30時点)
発行上限なし
ブロック生成時間
マイニング量
承認方式PoS(DPoS)
上場時期2017年9月12日
中央機関なし
公式サイトhttps://tron.network/index?lng=jap
公式Twitterhttps://twitter.com/Tronfoundation

TRON(トロン)の時価総額
引用元:CoinMarketCap

トロンのこれまでの価格変動

トロン(TRON)の誕生は2017年ですが、2021年現在までに大きな価格変動を起こしたのは計3回です。

TRON(トロン)価格変動
引用元:CoinMarketCap

  • 2017年のリリース直後の上昇
  • 2018年の仮想通貨取引所「Bithumb」への上場による上昇
  • 2021年の仮想通貨バブルによる上昇

上記チャートを見ると、リリース直後の2017年と2018年前半、そして2021年に大きく値を動かしていることがわかると思います。

それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

2017年のリリース直後の上昇

トロンは2017年8月にリリースされましたが、その時期に起こった空前の仮想通貨バブルによってすぐさま価格を伸ばしていきました。

2018年1月にピーク時には0.22ドル台にも達しており、この時期はトロンが最も価格を伸ばしていた時期でもあります。

しかしバブル崩壊につれてトロンも一気に価格を落としていきました。

TRON(トロン)の価格変動
引用元:CoinMarketCap

2018年の仮想通貨取引所「Bithumb」への上場による上昇

次にトロンが上昇したのは、韓国の大手仮想通貨取引所「Bithumb」に上場した前後の時期である2018年5月のことです。

4月から徐々に価格を伸ばしていたトロンは、5月には0.093ドル台にまで数字を押し上げました。

しかし、この後トロンは再び価格を落としていき、以後数年にわたっては極端に大きく変動することがなくなります。

TRON(トロン)の価格下落
引用元:CoinMarketCap

2021年の仮想通貨バブルによる上昇

そして再びトロンが急騰したのは2021年の仮想通貨バブルの差異です。

2月から価格を伸ばしていったトロンは、4月に0.16ドル台、5月には0.15ドル台を記録しました。

その後は価格を落としていますが、この仮想通貨バブルによって大きな恩恵を受けた通貨の一つにトロンは数えられます。

TRON(トロン)の価格上昇
引用元:CoinMarketCap

現状の発行量は約1,008.5億TRX

トロン(TRON)の仮想通貨としての大きな特徴は、ビットコイン(BTC)などとは違い、発行上限がないという点です。

際限なく発行が可能であるという点がポイントとなっています。

トロンの2021年7月時点での総発行量は約1,008.5億TRXです。

TRON(トロン)の発行枚数
引用元:CoinMarketCap

ブロック生成方式はPoS(DPoS)

トロンはブロック生成方式(承認方式)として、Delegated Proof-of-Stake Consensus (DPoS)方式を採用しています。

このシステムは、ブロック生成やガバナンスの権限が分散されており、そのなかで投票権を持つ人によって委任されたユーザー(代表者)がブロックの生成を行う仕組みとなっています。

このブロック生成ユーザーはウィットネス(witness)と呼ばれ、トロンを生み出していく役割を果たします。

PoS(Proof of Stake)方式との違いは、「代表者が選出され、その代表者が優先的にフォージング(ビットコインでいうマイニング)を行う」という点です。

しかし、この方式の懸念点として挙げられるのは、一部の代表者に権限が集中していることから分散性が十分に確保されていないという点にあるようです。

また、多くのユーザーがブロック生成に携われないことから、代表者を狙った攻撃が心配されます。

簡単に言えば、セキュリティ性に不安が残るということですね。この点が、DPoSの今後の課題となっていくでしょう。

これがあるから人気!トロンの6つの特徴

ここまではトロンの基本情報について説明をしてきました。

では、トロンは具体的にどのような特徴を持っているのでしょうか?

コンテンツの発信に大きな役割を果たすプラットフォームとして認知を高めているトロンですが、具体的には下記のような特徴やメリットを有しています。

  • ゲームや動画、音楽などを配信・保存・所有できる分散型のブロックチェーンプラットフォーム
  • 個人でICOができる
  • DAPPsの開発や利用ができる
  • 多くの企業と提携し、実績がある
  • 未完成の仮想通貨で2027年に完成予定
  • 処理能力が高い

それでは詳しく見ていきましょう。

ゲーム・動画・音楽などを配信・保存・所有できる分散型のブロックチェーンプラットフォーム

トロンは、「Youtubeなどを用いた広告モデルによるマネタイズ体質から脱却し、コンテンツ自体が評価される独自の経済圏をつくる」という理念を掲げています。

つまり、「コンテンツ作成者がそのクオリティーによって適切に評価され、適切な額のリターンを受け取れるようにしよう」という未来を目指してプロジェクトを進めているプラットフォームということですね。

この理念に基づいたトロンは、ゲームや音楽、動画などのクリエイティブなコンテンツを分散型プラットフォームにおき、配信や保存、所有が自由にできるようにつくられています。

これにより、クリエイターとユーザーを直接繋げていく役割をトロンは果たしていくように。

特定の運営者が排除され、ユーザーがクリエイターに直接報酬(トロン)を渡せるシステムは非常に画期的なものです。

個人でICOができる

ICO とは、イニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin offering)の略称で、仮想通貨を用いた資金調達方法の一つです。

一般的には、企業やプロジェクトが資金調達のために独自の仮想通貨を発行するシステムのことを指していますが、トロンではこのICOを個人単位で行うことが可能です。

クリエイターはこのトロンを用いることで、コンテンツ作成や運営に必要な資金を、独自トークンを発行することで得ることができます。

この独自トークンは、仮想通貨トロン(TRX)と交換可能であり、独自トークンの価値が上がれば上がるほど資金を調達することができます。

DAPPsの開発や利用ができる

DAPPsとはDecentralized Applicationsの略称で、「分散型アプリケーション」を指す言葉です。

このDAPPsは、一定の条件が満たされることで特定のプログラムが自動で実行され、アプリ開発のプラットフォームとして非常に優秀です。

トロンにもこのシステムが用いられており、すでにトロンを基盤として開発されたアプリの数は300種類をも超えると言われています。

他に有名どころとしては、ビットコインやイーサリアムに使われている先進的なシステムがこのDAPPsです。

既に多くの企業と提携していて、かつ実績もある

トロンはトークン生成、またコンテンツ配信プラットフォームとして個人クリエイター向けにサービスを展開しているだけでなく、多くの企業との提携も進めています。

代表的なのは、ストリーミング配信を手掛けている「Peiwo」やブロックチェーンを使ったゲームを開発している「Game.com」、ノルウェーの開発企業である「Opera」などとプロジェクトを進めています。

また、韓国のサムスンやシンガポールのObikeともトロンは組んでいると聞くと驚く人も多いのではないでしょうか。

このように、トロンは世界の著名企業によって採用され、共同で多数の開発プロジェクトが現在も進行中です。

未完成の仮想通貨で2027年に完成予定

多くに企業や個人クリエイターによって人気を集めているトロンですが、まだその力を100%発揮しているわけではありません。

トロンは全6段階のアップデートによって完成するプラットフォームであり、2021年時点ではまだその第3段階目までしか到達しておらず、まだまだ進化の余地を残しています。

アップデートの大まかな内容と時期は以下のとおりです。

名称内容時期
Exodus(旅立ち)分散型ストレージの土台を作る段階2017年8月~2018年12月
Odyssey(冒険)仮想通貨トロン(TRX)ネットワークで使えるようにする段階2019年1月〜2020年6月
Great VOYAGE(大航海)トロンのシステムにおける諸問題を解決する段階2020年7月〜2021年7月
Apollo(アポロ)ネットワーク上で発行できる独自トークン関連の開発を行う段階2021年8月〜2023年3月
Star Trek(スタートレック)オンラインゲーム関連のコンテンツをブロックチェーン化する段階2023年4月〜2025年9月
Eternity(エターニティ)オンラインゲームをブロックチェーンにて実装する段階2025年4月~2027年9月

後に詳しくこのアップデート内容は解説していきます。

処理能力が高い

トロンは、非常に処理能力が高いプラットフォームとしても知られています。

その速度は2,000件/sであり、主要仮想通貨よりも高速で処理を進められるように設計されています。

参考までに、ビットコインとイーサリアムは下記の処理速度です。

  • BTC…6件/秒
  • ETH…15件/秒

この章ではトロンの特徴やメリットなどを大きく6点に分けて解説してきました。

クリエイターにとって、そして企業にとっても非常に有用なプラットフォームであることがわかっていただけたと思います。

これからさらに実績を伸ばしていくことに期待したいですね。

トロンはどうやって誕生したのか

ここまでトロンの特徴を確認してきましたが、ここからはその誕生と創設者について少し触れていきたいと思います。

トロンはジャスティン・サン(Justin Sun)氏によって開発されたプラットフォームであり、仮想通貨です。

同氏は2017年にトロンを公開すると、同年にTRON財団をシンガポールに設立。

分散型プラットフォームの開発に以降は大きく力を入れています。

ジャスティン・サン氏は、北京大学を卒業している優秀な開発者であり、リップルの研究所にも勤めていた経歴を持っています。

ブロックチェーン技術と分散型ストレージをクリエイター目線で活かしていきたいとの思いからトロンを開発し、TRON財団を立て上げたと言われています。

トロンのネガティブ要素

ここまでトロンの誕生背景を見ていきましたが、ではトロンはどのようなネガティブ要素を抱えているのでしょうか?

代表的な懸念事項は、以下の2点であると言われています。

  • 他のDefi通貨に押され気味
  • 創業者がTronを用いて違法な資金調達をした疑いがある

それでは詳しく確認していきましょう。

他のDefi通貨に押され気味

開発プラットフォームとして人気を得つつあるトロンですが、近年急速に市場の注目を集めつつある他のDefi通貨に勢いが押されつつあるようです。

現在、仮想通貨プラットフォームとして圧倒的な知名度と実績、人気を持っているのはイーサリアムです。

他のプラットフォームやそのプラットフォームをベースとしている各仮想通貨は、イーサリアムに追いつけ追い越せと日々システム開発と革新を続けています。

それらのプラットフォームや仮想通貨を俗に「イーサリアムキラー」と呼び、トロンもこのイーサリアムキラーに含まれています。

しかし、2020年からDeFi(分散型金融)の台頭が始まり、急速に勢いを伸ばしつつあります。

具体的にはポルカドットコスモスなどですが、これらが従来の「イーサリアムキラー」を押しのけるほどの勢いを得ています。

これによってトロンもプラットフォームや通貨としての注目を奪われつつあるようです。

現在非常に人気のあるDeFiですが、金融面での運用には即していないトロンは現在この波の影響を大きく受けています。

創業者がTronを用いて違法な資金調達をした疑い

トロンの創業者であり開発者は、中国人起業家のジャスティン・サン氏です。

同氏は優秀な経営者であり開発者である一方、金銭絡みの噂がいくつかある人物でもあります。

2019年、中国の経済メディアである財新は「彼はマネーロンダリングなどの違法行為の疑いで、中国当局から出国を止められている」と報道をしています。

世界でも有数の大富豪であるウォーレン・バフェット氏との会食キャンセルや、あるIT企業者への名指し批判、上述の報道などを受け、ジャスティン・サン氏は以下のように謝罪文を発表しています。

私を守ってくれている先輩、監督機関の方々にこれまでの未熟なあおり行為や言動を心から謝罪します。

私は若く世間知らずで、ブロックチェーンも新興業界であり未熟です。

(中略)

私はしばらく病気の治療に専念するため、ウェイボでの発言を控えます。

客人との面会は遠慮し、取材を受けることも減ります。

炎上行為をやめ、ブロックチェーンの研究に力を入れます。

国家、業界、公共の利益を重視し、自らの私心を捨て、業務を積極的に改善し、法律を守った経営に取り組みます。
引用元:仮想通貨Watch

その強気な言動から批判を受けることが多いトロンの創業者ですが、今後もその動向には注意を向けていく必要があるかもしれません。

トロンの6段階の開発ロードマップを解説

ここまではトロンの誕生背景や抱える課題などについて触れてきました。

ここからは、トロンの開発状況を見ていきましょう。

トロンは2017年にリリースされましたが、未だ完成していないプラットフォームであり、2017~2027年にかけて実施される全6回のアップデート(ロードマップ)によって完成します。

その6回のアップデートの名称と概要は下記のとおりです。

  • Exodus(旅立ち)…分散型ストレージの土台を作る段階
  • Odyssey(冒険)…仮想通貨トロン(TRX)ネットワークで使えるようにする段階
  • Great VOYAGE(大航海)…トロンのシステムにおける諸問題を解決する段階
  • Apollo(アポロ)…ネットワーク上で発行できる独自トークン関連の開発を行う段階
  • Star Trek(スタートレック)…オンラインゲーム関連のコンテンツをブロックチェーン化する段階
  • Eternity(エターニティ)…オンラインゲームをブロックチェーンにて実装する段階

2021年7月時点では「Odyssey(冒険)」までが完了。

第3段階となっているGreat VOYAGE(大航海)は2020年7月から実装が始まっています。

今なお進化を続けているトロンの開発ロードマップをここでは解説していきます。

Exodus(旅立ち)2017年8月〜2018年12月

まず始めに、トロンアップデートの第1段階であるExodus(旅立ち)を見ていきましょう。

このアップデートは2017年8月〜2018年12月にかけて行われました。

Exodusは、P2Pや分散コンテンツに基づいたアップロードや記録、配信のシステムをつくり上げるアップデートです。

これによって、ユーザーは自由にデータをアップロードし、配信できるようになりました。

ユーザー目線では、信頼性を担保しつつ自由度が高いプラットフォームをこのアップデートによって使えるようになっています。

Odyssey(冒険)2019年1月〜2020年6月

Odyssey(冒険)は、2019年1月〜2020年6月にかけて行われたトロンの第2段階アップデートです。

このアップデートは、ブロックチェーンを使って仮想通貨トロン(TRX)をネットワーク上で使えるようにすることを目的として行われています。

コンテンツをつくる上でそれぞれのクリエイターが著作物に対して著作権を持ち、適切に利益を得られるような仕組みが整えられました。

これにより、トロンを用いた各コンテンツの普及率・浸透率が一段と伸びるようになっています。

Great VOYAGE(大航海)2020年7月〜2021年7月

Great VOYAGE(大航海)は、2020年7月〜2021年7月にかけて実行される予定となっているトロンの第3段階アップデートです。

トロンは誕生以降、トロン保有者への配当支払い、サポーターに対する管理、コンテンツ提供者に対する報酬の計算などの問題を抱えていました。

しかし、このアップデートによって、これまでにトロンが抱えてきたこれらも問題が解決に導かれます。

よりトロンを使いやすく便利に、そしてユーザーの利益に繋げていくためのアップデートがGreat VOYAGE(大航海)です。

Apollo(アポロ)2021年8月〜2023年3月

次は、トロンアップデートの第4段階であるApollo(アポロ)を見ていきましょう。

このアップデートは2021年8月〜2023年3月にかけて行われる予定となっています。

このアップデートでは、DAppsなどのアプリ開発でトロンを使っているユーザーが、独自トークンを発行できるようにすることを目指します。

その実現のため、分散型取引システムの改善が必要となり、運用面を大幅に強化していく必要が求められているのです。

そのための仕組みを構築していくのがApollo(アポロ)の主目的となっています。

開発者が自由に独自トークンを発行できるようになれば、開発者のリターンが大幅に増え、さらなるサービス展開の向上が期待できます。

Star Trek(スタートレック)2023年4月〜2025年9月

Star Trek(スタートレック)2は、2023年4月〜2025年9月にかけて実行される予定となっているトロンの第5段階アップデートです。

このアップデートでは、トロンを使っているアプリ開発者が、トロンを使用することで自由にプラットフォームを構築できるようにすることを目指しています。

より具体的なプラットフォームの用途としては、オンラインゲームなどを想定しているようです。

これにより、中央集権でなく、非集権的に自律していくゲームの開発や運営が可能となります。

より現代的なゲームをつくり上げられるようになるといっていいでしょう。

それぞれのコンテンツをプラットフォーム上で構築、運営していく画期的な試みです。

Eternity(エターニティ)2025年4月~2027年9月

最後に、トロンの第6段階アップデートであり最終アップデートであるEternity(エターニティ)の解説をしていきます。

このアップデートは、2025年4月~2027年9月に実行される予定です。

このアップデートでは、アプリ開発者が、トロンのプラットフォーム上において自由に設計開発と投資ができるようになることを目指します。

これにより、開発者はより自由度の高い動きを取ることが可能となり、プラットフォーム上で自ら計画を立て、その運用のために必要な資金を誰からでも受け取れるようになっていくでしょう。

オンラインゲームを開発する上では、ほぼ理想的な仕組みができあがることになります。

このシステムが開発完了されるのを待っているユーザーも非常に多いことでしょう。

イーサリアムとの提携も視野に

ここまで見てきたとおり、トロンは現在も開発が進められている発展途上のプラットフォームです。

2027年にEternity(エターニティ)が終わったときには、非常にコンテンツが充実したプラットフォームとなるでしょう。

2027年の10年計画で開発が現在も進められており、今後さらにコンテンツや機能が充実していくものと思われます。

また、トロンの競合として代表的なのはイーサリアムですが、トロンの創設者であるジャスティン・サン氏は2019年に「イーサリアムとの将来的な提携・協力をしていきたい」と語っています。

業界内で覇権を競い合っていくことは「より良いプロダクトの開発に繋がる」と語り、続けて仮想通貨プラットフォーム業界を盛り上げた上で、将来的な協業も視野に入れたいと考えているようです。

最近のコメントやツイートに関してだが、私は業界における愛を大事にしているため、将来的には多くのイーサリアム開発者と連携することも望んでいる。

今後もトロンとトロンネットワークの成長に期待していきたいですね。

これまでのトロンの歴史

ここまでトロンのアップデート状況についてみてきましたが、簡単に技術面以外の歴史についても触れていきたいと思います。

仮想通貨トロン(TRX)に関わる主なできごとは下記のとおりです。

  • 2017年8月にローンチ
  • 2018年4月に韓国の大手取引所「Bithumb」に上場し価格急騰
  • 日本では2021年3月17日にビットポイントが取扱開始

それでは見ていきましょう。

2017年8月にローンチ

先にも触れたとおり、トロンはジャスティン・サン氏とTRON財団によって2017年8月にローンチされました。

これがトロンの実質的な始まりであり、世界に広まり始めた時期です。

この時期は仮想通貨の一回目のバブルが発生した時期でもあり、ビットコインやイーサリアム、リップルなどの波に乗ってトロンも上昇。過去最高値である0.22ドル台を記録しています。

またこの時期にはすでに、バイクシェアリング事業を営むoBikeなど、各企業との提携も進めていたようです。

2018年4月に韓国の大手取引所「Bithumb」に上場し価格急騰

2018年4月には、韓国で大きなシェアを持っている仮想通貨取引所「Bithumb」への上場を果たしました。

仮想通貨バブルが弾けたことによって低迷していたトロンですが、これにより再び上昇推移へ。

2018年5月には、再び0.093ドル台という高い数字を記録しています。

創設者であるジャスティン・サン氏はBithumbへの上場にあたって、ツイッターで以下のようにコメントしました。

日本では2021年3月17日にビットポイントが取扱開始

いよいよ日本でトロンの取り扱いが始まったのは2021年3月17日のこと。

国内仮想通貨取引所であるビットポイントが国内ユーザー向けにサービスの提供を始めました。

ビットポイントは、これまで以下のような主要通貨のみを取り扱っていました。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • XRP(リップル)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)

これまで、堅実な通貨のみで運営してきたビットポイントが、満を持してトロンの取り扱いを開始。

セキュリティ性の高さなども相まって、注目度を高めています。

ここまで簡単に振り返ってきましたが、これがトロンの大まかな歴史です。

日本でも注目が集まっている今、今後の動向などにもさらに注目していきたいところですね。

トロンを取引するならこの取引所がオススメ

ここでは、トロンを取引したいと考えている人向けに、オススメの仮想通貨取引所を紹介していきます。

現物取引レバレッジ取引それぞれにオススメの取引所を選定しているので、ぜひ取引所選びの参考にしてください。

それでは見ていきましょう。

現物取引をしたい場合

現物取引をしたい場合には、国内仮想通貨取引所ならビットポイント、海外仮想通貨取引所ならBinanceがおすすめです。

両者の違いを紹介していきます。

国内取引所ならビットポイント

国内でトロンを取引できるのは2021年7月時点でビットポイントのみです。

他の国内仮想通貨取引所でのトロンの取り扱いはありません。

ビットポイントは、東証二部に上場している「リミックスポイント」が運営している仮想通貨取引所です。

国内でトロンを取り扱う取引所は国内で初めてであるという点を踏まえ、非常に注目度が高まっています。

手数帳が格安であること、セキュリティ性が高いこと、資産をコールドウォレットで保管できるなどの点から、ユーザー目線で非常に使いやすい仮想通貨取引所です。

これまでに(2021/6/30〜2021/7/30)口座開設によってトロンをプレゼントするキャンペーンなども開催してきた実績を持っています。

これからもキャンペーンが開催される可能性はあるので、ぜひチェックしてみてください。

海外取引所ならBinance

トロンの取引を行う海外仮想通貨取引所としてオススメなのは、世界最大級の仮想通貨取引所である最大手Binanceです。

利用者数が1,000万人を超えるその人気の高さは、他の仮想通貨取引所の追随を許しません。

日本人ユーザーにも使いやすい体制が整っているので「トロンと一緒にほかの仮想通貨も取引してみたい」「海外の仮想通貨取引所に興味がある」といった方には、まずBinanceが間違いありません。

手数料を抑えられるシステムも豊富なので、ぜひ検討してみてください。

また、その他トロンを取り扱っている海外仮想通貨取引所としては以下のような取引所があります。

  • Poloniex
  • Bittrex
  • BITFINEX
  • BitMEX

レバレッジ取引をしたいならBinance

レバレッジ取引を行いたい際にオススメしたい海外仮想通貨取引所は、現物取引と同じくBinanceです。

Binanceが採用しているゼロカットシステムや、BNB(バイナンスコイン)を使った手数料割引などはユーザーにとって非常に使いやすいシステムです。

Binanceにおけるトロンの最大レバレッジは10倍となっています。

しかし多くの通貨と同じく、レバレッジ取引を行う際のペアはテザー(USDT)しか用意がありません。

もしBinanceでレバレッジ取引を行いたい場合には、日本からビットコインを送ってテザーに交換しておきましょう。

トロンまとめ

この記事では、トロンの概要や歴史、特徴について解説をしてきました。

まとめとして、以下の点を覚えておいてください。

  • ゲームや動画、音楽などを配信・保存・所有できる分散型ブロックチェーンプラットフォーム
  • 広告中心の収益モデルから抜け出し、コンテンツの適切評価を目指している
  • 個人でのICOが可能
  • 多くの企業と共同でプロジェクトを進めている
  • 全6段階のアップデートによって完成し、現在は3段階目
  • 日本ではビットポイントのみが取り扱い

トロンはその性能の高さ、そして独自のプラットフォーム運営方針から、今後も根強い人気を誇っていくことが予想されています。

特に、2027年まで開発の余地を残しているという点は、まだまだ発展と需要を伸ばしていけるという希望にもなるでしょう。

開発者やクリエイターにとっては、非常に大きな意味と価値を持っているプラットフォームです。

国内での取り扱いは現在のところビットポイントのみですが、他の国内仮想通貨取引所が採用していくことにも今後期待していきたいですね。

ぜひトロンへの理解を深め、今後の取引の参考にしてください。

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ぜひ、取引所選びの参考にしてみてください。